その歴史は古く、宝永3年（1706年）に信州上田から国替えになった仙石氏により伝来したといわれています。お店での注文は至ってシンプルで、何人前かを注文するだけで出石焼の小皿に盛られたそばと、薬味、徳利に入っただしが運ばれてきます。伝統ある「三たて」（挽きたて・打ちたて・茹がきたて）製法によるその素朴なコシと風味は、出石代表的味覚です。

透きとおるような白を特徴とする白磁、出石焼。その歴史は日本書紀の時代までさかのぼります。柿谷陶石と呼ばれる純白の原料を使って焼かれ、その神秘的なまでの白さは他に例を見ないほどです。陶工の磨かれた技が生み出す絹のような風合いと繊細な彫刻は、国の伝統的工芸品に指定されています。出石陶友会のサイトへ

格調ある繊柄、そしてなめらかで気品あふれる絹の風合いは日本の伝統美と呼ぶにふさわしい織物です。

天日槍命が杞柳製品材料である杞柳を植えたと伝えられています。昔に柳行李、現在では民芸品として人気を集めています。

赤い土壁が歴史を感じさせる出石酒造の［酒蔵］で造られた地酒“楽々鶴”。長い年月経て微妙に変わる土壁のように、やわらかい味わいの地酒です。
［原酒一升瓶￥2,345-］［原酒4合瓶￥1,223-］
［一升瓶￥1,927-］［4合瓶￥815-］

1998年（平成10年）にオープンした出石のブルワリー、城山ガーデン。ここが造る地ビールは酵母がたくさん入ったフレッシュな発泡酒です。レストランも隣接しているので、美味しい料理と一緒にぜひご賞味下さい。

出石の手作りハム。国際コンテストで金賞を受賞したハム・ソーセージのほか、但馬牛の加工品・岩津ネギのソーセージなど地元素材を使った商品も。お店で揚げたてを食べるミンチカツが人気。